六臂マハーカーラ像
概要
日本では大黒天として親しまれますが、本来はシヴァ神にゆかりの深いヒンドゥー教の神であり、仏教の護法神となりました。6本の腕を持つ姿がチベットでは一般的です。上方にはゲルク派で重視される持金剛、その左右にはナーガールジュナとナーローパとみられる僧侶を表わし、マハーカーラの周囲にはタッキラージャ(右)、熊に乗るクシェートラパーラ(下)、ジナミトラ(左)、馬に乗るタクシャッド(左下)、驢馬に乗るペンデン・ラモ(右下)を描きます。
日本では大黒天として親しまれますが、本来はシヴァ神にゆかりの深いヒンドゥー教の神であり、仏教の護法神となりました。6本の腕を持つ姿がチベットでは一般的です。上方にはゲルク派で重視される持金剛、その左右にはナーガールジュナとナーローパとみられる僧侶を表わし、マハーカーラの周囲にはタッキラージャ(右)、熊に乗るクシェートラパーラ(下)、ジナミトラ(左)、馬に乗るタクシャッド(左下)、驢馬に乗るペンデン・ラモ(右下)を描きます。
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