振袖 淡紅平絹地薊菊模様
ふりそで うすべにへいけんじあざみきくもよう
概要
浅葱(あさぎ)色に染めた州浜(すはま)形の内に、簡略化された線と形で薊と菊を糊置きし、墨色や藍色といった地味な色彩で染めた、いわゆる光琳(こうりん)模様。五つ所紋には、かたばみ紋を萌黄(もえぎ)色の絹糸で平繡(ひらぬい)する。町方の若い女性が江戸時代中期に着用した振袖の典型的な一例である。
(h-10-1_20160418)
ふりそで うすべにへいけんじあざみきくもよう
浅葱(あさぎ)色に染めた州浜(すはま)形の内に、簡略化された線と形で薊と菊を糊置きし、墨色や藍色といった地味な色彩で染めた、いわゆる光琳(こうりん)模様。五つ所紋には、かたばみ紋を萌黄(もえぎ)色の絹糸で平繡(ひらぬい)する。町方の若い女性が江戸時代中期に着用した振袖の典型的な一例である。
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