花卉雑画図冊
かきざつがずさつ
概要
花卉雑画図冊
かきざつがずさつ
制作地:中国
清時代・19世紀
絹本墨画、絹本着色
26.8×34.4
1冊(12頁)
銘文:松石内弟以素縑十二幀索為点染余年来善病更兼目力日衰信手塗沫荒率殊甚具眼見之当付一噱耳 金 館計芬 ; 双雲研主写於緑蕉山館
計芬【けいふん】は初名を偉といい、字を小隅、号を担石、秀水(浙江省嘉興)の人。陶琯 (1794~1849)は字を梅石、号を梅若、鈕雲といい、同じく秀水の人で、緑蕉山館に住しました。計芬は陶琯【とうかん】の姉婿でしばしば共作しており、構図と独特の筆致が魅力的です。