帷子 黒麻地御簾藤模様
かたびら くろあさじみすふじもよう
概要
江戸時代中期の武家の女性が着用する帷子(かたびら)の様式的な作例の1つ。風に御簾が勢いよく巻き上がる大柄な模様は、元禄年間(1688~1704)から宝永年間(1704~1711)にかけて刊行された小袖模様雛形に見られ、王朝風のみやびやかさが好まれたことをうかがわせる。
かたびら くろあさじみすふじもよう
江戸時代中期の武家の女性が着用する帷子(かたびら)の様式的な作例の1つ。風に御簾が勢いよく巻き上がる大柄な模様は、元禄年間(1688~1704)から宝永年間(1704~1711)にかけて刊行された小袖模様雛形に見られ、王朝風のみやびやかさが好まれたことをうかがわせる。
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