アンボイナ島珍奇物産集成
あんぼいなとうちんきぶっさんしゅうせい
概要
アンボイナ島珍奇物産集成
あんぼいなとうちんきぶっさんしゅうせい
ルンフィウス(1628-1702)は、オランダの博物学者です。1652年に東インド会社に入り、翌年アンボイナ島(現インドネシア)に赴任し、49年間駐在して植物や海産動物を調査しました。江戸時代に「紅毛貝譜」訳された本書は、平賀源内の蔵書に含まれており、蒹葭堂は本書の貝類の一部を模写し、収集した貝の分類にあたって参考にするなどしていました。また、浮世絵師歌川豊春は扉絵の図様を転用して「浮絵アルマニア珍薬物集之図」を描きました。
【江戸時代の洋学】
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神戸市立博物館