願文
がんもん
概要
慈円(1155~1225)は関白藤原忠通(ふじわらのただみち)の子で、天台座主(てんだいざす)を務めた僧。死期を悟った慈円は、乱れた臨終を迎えないようにと、この願文を比叡山(ひえいざん)の地主神である山王権現(さんのうごんげん)に奉りました。没する前年、病床にあった70歳の書ながら、父忠通の法性寺(ほっしょうじ)流を継承した雄渾(ゆうこん)な筆跡です。
がんもん
慈円(1155~1225)は関白藤原忠通(ふじわらのただみち)の子で、天台座主(てんだいざす)を務めた僧。死期を悟った慈円は、乱れた臨終を迎えないようにと、この願文を比叡山(ひえいざん)の地主神である山王権現(さんのうごんげん)に奉りました。没する前年、病床にあった70歳の書ながら、父忠通の法性寺(ほっしょうじ)流を継承した雄渾(ゆうこん)な筆跡です。
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