絹本著色円観像
けんぽんちゃくしょくえんかんぞう
概要
本図は、椅子に坐した円観の姿をあらわす。頭巾を被り、右手で三鈷(さんこ)杵(しょ)と念(ねん)珠(じゅ)、左手で如意(にょい)を持ち、正面の前机(まえづくえ)に柄香炉(えごうろ)と経典を置いた説戒(せっかい)(戒律を説く姿)のスタイルで描かれる。画面上部には、弟子の恵澄(えちょう)による賛が記される。賛の年紀から、本図は延(えん)文(ぶん)元年の初秋すなわち円観の死去(延文元年3月)から時を隔てずに描かれたことがわかる。
けんぽんちゃくしょくえんかんぞう
本図は、椅子に坐した円観の姿をあらわす。頭巾を被り、右手で三鈷(さんこ)杵(しょ)と念(ねん)珠(じゅ)、左手で如意(にょい)を持ち、正面の前机(まえづくえ)に柄香炉(えごうろ)と経典を置いた説戒(せっかい)(戒律を説く姿)のスタイルで描かれる。画面上部には、弟子の恵澄(えちょう)による賛が記される。賛の年紀から、本図は延(えん)文(ぶん)元年の初秋すなわち円観の死去(延文元年3月)から時を隔てずに描かれたことがわかる。
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