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近藤勇養子縁組状

こんどういさみようしえんぐみじょう

概要

近藤勇養子縁組状

こんどういさみようしえんぐみじょう

文書・書籍 / 江戸 / 関東 / 東京都

近藤周助

東京都

江戸末期/1849

元々は和紙折書であったものを、平成18年に現在の掛軸装にした。保存状態は良好で、シミや虫食い等もわずかしかみられない。

外寸:縦109.5㎝、横50.5㎝、内寸:縦25.0㎝、横38.3㎝。

1幅

東京都調布市小島町3-26-2

調布市指定
指定年月日:20170330

有形文化財(美術工芸品)

本状は、新選組局長近藤勇が天然理心流三代目の近藤周助に見込まれ、養子となった際の養子縁組状である。近藤勇は、武蔵国多摩郡上石原村の富農宮川久次郎(源次郎)の三男(幼名宮川勝五郎)として生まれた。15歳の時、2人の兄とともに天然理心流の近藤周助に入門すると、翌嘉永2年(1849)には、その才を見込まれ、子供のいなかった周助の養子となり、養父の旧姓島崎を継ぎ、名も勝太と改めた。文久元年(1861)、28歳の時、正式に天然理心流四代目を継ぐと、襲名披露の野試合を府中六所宮(現大國魂神社)で行った。その後、本状は、近藤勇の従弟、宮川信吉の子孫にあたる宮川家分家筋の家に伝えられ、戦中あるいは戦後すぐに現所有者の父親が譲り受けた。

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キーワード

近藤 / 調布 / 養子 / 継ぐ

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