旧村山家主屋・表門
きゅうむらやまけおもや・おもてもん
概要
村山家は700年以上続く旧家であり、中世以来当地の土豪の系譜を持っている。宝永3(1707)年20世の時に現在地に移る。主屋は宝暦5(1755)年の火災後のもので、大正期、昭和23(1948)年、昭和63(1988)年に改築している。31世は、昭和37(1962)年地滑りによる影響で自宅での造り酒屋を廃業し、平成5(1993)年財団法人大棟山美術博物館を設立し、登録博物館としている。現在は32代が一般財団法人大棟山美術博物館の代表理事を務め、「大棟山美術博物館」として一般公開されている。