黒漆塗葵紋杏葉紋散重箱
くろうるしぬりあおいもんぎょうようもんちらしじゅうばこ
概要
蓋裏や各重の底面に七宝文が表されていることから、10代佐賀藩主鍋島直正の長女貢姫(慈貞院)の持ち物とわかる五段重。各重の側面には、実家鍋島家の杏葉紋と嫁ぎ先松平家の葵紋が金蒔絵により交互に配されていることから婚礼調度と考えられる。貢姫は安政2年(1855)、川越藩主松平直侯に嫁いだ。なお蓋は替蓋を含む2枚伝来しており、1枚には杏葉紋、もう1枚には葵紋が表されている。
くろうるしぬりあおいもんぎょうようもんちらしじゅうばこ
蓋裏や各重の底面に七宝文が表されていることから、10代佐賀藩主鍋島直正の長女貢姫(慈貞院)の持ち物とわかる五段重。各重の側面には、実家鍋島家の杏葉紋と嫁ぎ先松平家の葵紋が金蒔絵により交互に配されていることから婚礼調度と考えられる。貢姫は安政2年(1855)、川越藩主松平直侯に嫁いだ。なお蓋は替蓋を含む2枚伝来しており、1枚には杏葉紋、もう1枚には葵紋が表されている。
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