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南部信直夫妻の墓石

なんぶのぶなおふさいのぼせき

概要

南部信直夫妻の墓石

なんぶのぶなおふさいのぼせき

住居建築 / 江戸 / 東北

江戸時代

墓石四重塔
 南部信直墓石の最下段に、方柱の正面に縦書で「前光禄/太夫江/山心公/大居士」、右側面に「廿六代/大守/信直公」、左側面に「慶長/四天己/亥十月/五日化」と彫られている。
 南部信直室墓石の最下段には、方形の正面に「慈照/院殿/鑑江/紹明/大姉」、右側面に「寛永/十七/庚申/九月/九日」と彫られている。

南部信直墓石 高さ108cm
南部信直室墓石 高さ87cm

2基

青森県指定
指定年月日:20150814

有形文化財(建造物)

 南部信直は、南部家中興の祖といわれる第26代当主であり、田子城、三戸城を居城とし、九戸の乱の後は九戸城を福岡城と改め南部氏の本城とした。慶長4年(1599)、行年54歳で死去している。
 夫妻墓として信直とともに祀られているのは、泉山古康(出雲政弘)の娘で、27代利直と檜山御前と呼ばれた秋田忠次郎李隆の室の生母でもあり、寛永17年(1640)死去した、
 江戸後期の盛岡藩内の名所・旧跡・寺院などについて記した『北奥路程記』には、南部信直夫妻の墓に簡単な覆屋がかけられていた様子が描かれている。

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