馬蒔絵印籠
うままきえいんろう
概要
印籠というのは本来は印判や印肉を納める容器であるが、江戸時代には携帯用の薬入れとして用いられるようになった。4、5段重ねに仕切った偏平な小型容器で、紐が付いて腰に下げられるようになっている。印籠細工は江戸時代の工芸の最も特色ある一分野となった。印籠には在銘品も多く、作者塩見政誠(1646-1719)は研出蒔絵にすぐれ、のちにその作品を塩見蒔絵と称したという。
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公益財団法人 東京富士美術館うままきえいんろう
印籠というのは本来は印判や印肉を納める容器であるが、江戸時代には携帯用の薬入れとして用いられるようになった。4、5段重ねに仕切った偏平な小型容器で、紐が付いて腰に下げられるようになっている。印籠細工は江戸時代の工芸の最も特色ある一分野となった。印籠には在銘品も多く、作者塩見政誠(1646-1719)は研出蒔絵にすぐれ、のちにその作品を塩見蒔絵と称したという。
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