窪田越後一族の墓
くぼたえちごいちぞくのはか
概要
窪田越後(長善)一族の墓は、岩城跡の南西部球磨川を見わたす高台に南向きに2列にわたり前列に6基、後列に9基の五輪塔が並んでいる。
後列西から3番目が越後(長善)の墓で、西から6番目が越後の父長益の墓、前列の西から2番目が越後の孫である頼豊の墓である。他にも刻銘があるものがあるが、正確に人名を比定することができない。
窪田家は系譜によると多良木相良2代の相良頼氏の子頼善を初代とした家で、その系譜は次の通りである。
①頼善‐②頼成‐③頼清‐④頼実‐⑤頼時‐⑥頼次‐⑦頼治‐⑧頼国‐⑨頼代‐⑩頼重‐⑪長益‐⑫長善(窪田越後)‐⑬頼富‐⑭頼豊‐⑮九介