十連寺徳本行者六字名号供養塔
じゅうれんじとくほんぎょうじゃろくじみょうごうっくようとう
概要
十連寺徳本行者六字名号供養塔
じゅうれんじとくほんぎょうじゃろくじみょうごうっくようとう
埼玉県
江戸後期/1817年
肩丸角柱形。基壇風の泥石を敷いて基壇を据え、上端に反花を現す基礎を置き、敷茄子を挟み請花座に塔身を立てる。六柱形の塔身正面に、徳本独特の六字名号を陰刻し、そのすぐ下に「徳本(花押)」とある。
総高 200.0
下層基壇高 13.0 幅 105.5 奥行 88.5
上層基壇高 20.5 幅 83.0 奥行 66.5
基礎高 31.5 幅 60.7 奥行 47.8
敷茄子高 11.0 幅 41.0 奥行 28.8
請花座高 17.5 幅 55.0 奥行 38.0
塔身高 106.5 幅 36.5 奥行 22.5
(単位:㎝)
1基
埼玉県上尾市大字今泉156番地
有形民俗文化財
紀年銘の文化十四年(1817)は、「徳本行者全集」にみられる「文化十四年十一月十二日に名号開眼」に符合する。施主は村単位の講中で、記された人数を加えてみると周辺地域20宿村570人に達する。