大江八幡神社の御船行事
おおえはちまんじんじゃのおふねぎょうじ
概要
遠江地方には秋祭りに精巧な船模型を担ぎ出す行事がいくつか伝承されてきた。この行事は、江戸時代の樽廻船と菱垣廻船の模型「御船」を大江八幡神社拝殿脇に並べ、次いで柱起こし、帆上げを行った後、神幸行列を行う。途中、大海原をうねるように荒々しく操作し、各家では御船が通行する直前に道路に塩を撒く。御船は、御旅所に着くと帆を下ろして休息し、その後再び柱起こし・帆上げをして神社に還御する。(※解説は指定当時のものをもとにしています)
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国指定文化財等データベース(文化庁)