紙本墨画老子像〈牧谿筆/〉
しほんぼくがろうしぞう〈もっけいひつ/〉
概要
紙本墨画老子像〈牧谿筆/〉
しほんぼくがろうしぞう〈もっけいひつ/〉
東洋画(日本画を除く) / 宋 / 中国・四国 / 岡山県
岡山県
南宋
紙本墨画 掛幅装
縦88.9cm 横33.5cm
1幅
岡山県岡山市北区天神町8−48
重文指定年月日:20130619
国宝指定年月日:
登録年月日:
岡山県
国宝・重要文化財(美術品)
水墨で半身の老子の姿を描く。上部に「牧谿」印、下部に室町幕府三代将軍である足利義満が用いた「道有」印が捺され、古来牧谿筆の東山御物として珍重されてきた作品である。
形式は禅宗における半身の祖師像に倣っており、晩年の筆者の自画像とする意見もある。足利義満、徳川家康、紀州徳川家という伝来を辿ることのできる作品である。