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ブルゴーニュの麦畑

ぶるごーにゅのむぎばたけ

概要

ブルゴーニュの麦畑

ぶるごーにゅのむぎばたけ

三岸節子  (1905-1999)

みぎしせつこ

昭和53年/1978年

油彩・キャンバス

92.0×65.0cm

一宮市三岸節子記念美術館

画面右下に署名:S.MigiSHi
裏面に画題・署名・年記・場所:ブルゴーニュの麦畑 三岸節子 昭和五十三年十月 ヴェロンにて
出品:第11回潮展
実りの季節、黄金色に輝く麦畑が広がる風景を縦長の構図に切り取った作品である。風にそよぐ麦畑の大地の下には寄り添うように立ち並ぶ家々が描きこまれ、画面上部に深い色の青空をのぞかせることで家並みとのバランスを取るとともに麦畑の鮮やかさを強調している。1974(昭和49)年に移り住んだブルゴーニュでは、季節により変化する麦畑を度々描いているが、どれも異なる黄色を用いて麦の色づきを多彩な色使いと構図で表現している。作者は豊かな自然に囲まれた生活の中で、足早に過ぎ去る季節の移り変わりをとらえ、強固な画面へと定着していった。

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キーワード

節子 / 三岸 / 署名 / MigiSHi

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