北海道カリンバ遺跡墓坑出土品
ほっかいどうかりんばいせきぼこうしゅつどひん
概要
本件は北海道カリンバ遺跡の墓坑から出土した副葬品の一括である。本件はカリンバ遺跡出土品のうち、本遺跡を特徴づける縄文時代後期から晩期の三基の墓坑(第118号、第119号、第123号)から出土した副葬品の一括である。
これら副葬品を代表するものは櫛、腕輪、耳飾り、腰飾り、額飾り、頭飾りなどの漆を用いた装飾品である。これら装飾品は人骨は存在しないものの死者の装飾部位を特定することが推測できる第一級の資料である。