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池上本門寺宝塔

いけがみほんもんじほうとう

概要

池上本門寺宝塔

いけがみほんもんじほうとう

宗教建築 / 江戸 / 関東 / 東京都

東京都

江戸後期/1828

宝塔、瓦棒銅板葺

1棟

東京都大田区池上一丁目

重文指定年月日:20101224
国宝指定年月日:

池上本門寺

重要文化財

 池上本門寺は日蓮宗の大本山で、宗祖・日蓮終焉(しゅうえん)の霊跡として知られる。宝塔は、上下層とも円形の平面をもつ木造の仏塔で、屋根は宝形造、銅板葺で、その上に露盤と相輪を載せる。宗祖の550回遠忌に際し、信徒の本願(ほんがん)により、文政11年(1828)に上棟した。
 宝塔は、内外とも彫刻や彩色によって荘厳化がはかられ、意匠的に高い価値が認められる。
 内部空間を持つ木造の宝塔は全国的にも類例が少なく、池上本門寺宝塔はそのうち最大規模の遺構である。

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