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画文帯四仏四獣鏡

がもんたいしぶつしじゅうきょう

概要

画文帯四仏四獣鏡

がもんたいしぶつしじゅうきょう

考古資料 / 古墳 / 近畿 / 京都府

京都府

古墳

1面

京都国立博物館 京都府京都市東山区茶屋町527

重文指定年月日:19760605
国宝指定年月日:
登録年月日:

独立行政法人国立文化財機構

国宝・重要文化財(美術品)

白銅製。鏡面には反りがあり、総体的に漆黒色を呈し、緑錆をおびた部分がある。鏡背の文様は、内区と外区から構成されている。外区の画文帯の縁には菱雲文をめぐらし、内側に禽獣を配している。内外区は、二条の突起帯と外行鋸歯文で区画され、これに沿って半円、方形帯が交互に配置され、方形内には四文字があり、共に十二か所に鋳出されている。内区中央の円座鈕は大きく、これを中心に、四頭の細長い獣形と四仏を四方に配している。本鏡の出土地は不明であるが、古く河内国金剛輪寺に所蔵されていたものである。いわゆる四仏四獣鏡の発見例は六例があるが、図様、鋳上がり、保存状態が良く、この形式鑑鏡の白眉である。

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