左大臣・右大臣人形
さだいじん・うだいじんにんぎょう
概要
旧佐賀藩主鍋島家伝来の江戸時代の人形3躯のうちの2躯。近代以降の雛人形・雛道具の多くは東京に伝来したが、この2躯は当初より佐賀に伝わり、明治7年の佐賀の乱をはじめとする幾多の災厄を免れた。箱書から「蓑印」というお印を持つ人物の所用であることが分かるが、これが鍋島家の誰に相当するのかは不明。翁の面のように柔和な表情をたたえる左大臣、精悍な若さに満ちた右大臣、それぞれの奥深い表情や堂々たる体躯は大名家伝来の雛人形にふさわしい。
さだいじん・うだいじんにんぎょう
旧佐賀藩主鍋島家伝来の江戸時代の人形3躯のうちの2躯。近代以降の雛人形・雛道具の多くは東京に伝来したが、この2躯は当初より佐賀に伝わり、明治7年の佐賀の乱をはじめとする幾多の災厄を免れた。箱書から「蓑印」というお印を持つ人物の所用であることが分かるが、これが鍋島家の誰に相当するのかは不明。翁の面のように柔和な表情をたたえる左大臣、精悍な若さに満ちた右大臣、それぞれの奥深い表情や堂々たる体躯は大名家伝来の雛人形にふさわしい。
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