西田のヨズクハデ製作技術
にしだのよずくはでせいさくぎじゅつ
概要
西田のヨズクハデ製作技術は、島根県大田市温泉津町西田に伝承される、ヨズクハデと呼ばれる稲ハデを作る技術である。 ヨズクハデは、秋の収穫期に作られる。約6mの丸太4本を四角錐型に組んだ形を基本構造とし、高さ・幅ともに約5mに調整し、下の方から稲束を順序よく架けていく。立体的な構造をとるので安定性がよく、また、狭い面積でも効率的に稲を乾燥させることができ、ヨズクハデ1基で米5俵分の稲を架けることができるとされる。(※解説は指定当時のものをもとにしています)
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国指定文化財等データベース(文化庁)