絹本著色閻魔天曼荼羅図
けんぽんちゃくしょくえんまてんまんだらず
概要
閻魔天曼荼羅は閻魔天を主尊とする別尊曼荼羅の一つで、除病延命、安穏息災を祈願して修される閻魔天供の本尊として用いられる。
本図は忿怒の武将形の閻魔天を中心に十八尊をめぐらせたもので、描写は箔を多く用い、彩色は落ち着きのあるおだやかなもので、墨線の運筆にも穏健な描法がうかがえる。製作時期は古様な画風よりみて鎌倉時代も中頃を下らぬものと思われ、類本の少ない貴重な作品といえよう。
けんぽんちゃくしょくえんまてんまんだらず
閻魔天曼荼羅は閻魔天を主尊とする別尊曼荼羅の一つで、除病延命、安穏息災を祈願して修される閻魔天供の本尊として用いられる。
本図は忿怒の武将形の閻魔天を中心に十八尊をめぐらせたもので、描写は箔を多く用い、彩色は落ち着きのあるおだやかなもので、墨線の運筆にも穏健な描法がうかがえる。製作時期は古様な画風よりみて鎌倉時代も中頃を下らぬものと思われ、類本の少ない貴重な作品といえよう。
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