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大島半島のニソの杜の習俗

おおしまはんとうのニソのもりのしゅうぞく

概要

大島半島のニソの杜の習俗

おおしまはんとうのニソのもりのしゅうぞく

無形民俗文化財 / 中部

選定年月日:20100311
保護団体名:特定せず
公開日:毎年11月22か23日(※選択当時・お出掛けの際は該当する市町村教育委員会などにご確認ください)

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

この習俗は、大飯郡おおい町大島地区に伝承される習俗で、11月22日あるいは23日にカミを祀るニソの杜で行われる。ニソの杜は、この地区の開発にあたった24家の先祖を祀ると伝承される32箇所ほどの聖地で、個人で祀るもの、数軒が共同で1箇所あるいは複数箇所を祀るものなどがある。これらの杜にはニソ田があり、そこで収穫されたもので祭祀料をまかない、祭祀終了後は祭祀をする家がその年の祭祀当番の家に集まって飲み食いするニソ講を行うこともあった。(※解説は選択当時のものをもとにしています)

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