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下水流の臼太鼓踊

しもずるのうすだいこおどり

概要

下水流の臼太鼓踊

しもずるのうすだいこおどり

無形民俗文化財 / 九州

選定年月日:19711111
保護団体名:下水流臼太鼓踊保存会

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

この芸能は、宮崎県西都市毎方字下水流に伝承される太鼓踊の一種で、毎年八朔の節句旧(八月一日)に水と火の神に祈願して南方神社の境内、その他各所で踊られる。
 踊の組織は、太鼓十六人のほか、鉦・唄の総勢二十四人が一組となり、「アソ」「五条」「四節」「坂金」「かせ」「小野」の六曲が踊られる。
 太鼓の役は背にひもろぎとしての幟を背負い、両手の撥で締太鼓を打ちながら歌に合わせて踊るが、その芸態は太鼓踊系統の特殊性を示すものとして、地方的にも芸能史的にも貴重なものである。

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