石人
せきじん
概要
偏平な造りで靱の形を呈している。表面上部には、美豆良【みずら】を結った顔、腰には帯から吊るした刀子が浮彫りにされている。裏面は粗製で、上部には靱に納められた矢羽根が彫り出されている。表面はほぼ平らに磨られており、一部に朱が残っているところがある。裏面は荒れ巣が著しい。現存するこの種の石人の中では、その形態製作共に最も精巧なもので、かつ完存品である。
せきじん
偏平な造りで靱の形を呈している。表面上部には、美豆良【みずら】を結った顔、腰には帯から吊るした刀子が浮彫りにされている。裏面は粗製で、上部には靱に納められた矢羽根が彫り出されている。表面はほぼ平らに磨られており、一部に朱が残っているところがある。裏面は荒れ巣が著しい。現存するこの種の石人の中では、その形態製作共に最も精巧なもので、かつ完存品である。
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