黒書院三の間西襖南より1
概要
黒書院三の間を取り囲む障壁画は、長押下の障壁において連続する松鷺図と、長押上貼付に連続する浜松図とからなる。西側の画面では、画面右方から雪山や雪化粧をした松や土坡を描き、松の根元の土坡のかたわらには寒菊や雪を被った薄(ススキ)、水仙等が顔を見せる等、松鷺図全体に秋から冬の景の観が描かれている一方で、浜松図は季節にとらわれない松というように共通の画題にそれぞれ変化がくみとれる。
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