温根湯エゾムラサキツツジ群落
おんねゆえぞむらさきつつじぐんらく
概要
・温根湯温泉街から、無加川に沿って東へ約500メートルの丘陵斜面に7万株、28万本ものエゾムラサキツツジの純群落があり、5月上旬には山肌一面が赤紫色に変わり、遊歩道に一歩踏み込めば、匂いたつような甘い香りに包まれ、天候や光線の加減によっては淡いピンク色や濃い紫色など多彩な表情も見せてくれます。
・旧留辺蕊町の「町花」としても親しまれているエゾムラサキツツジは、毎年5月上旬に開花し10日前後に最盛期を迎えますが、この時期には「つつじまつり」も開催され大勢の観光客で賑わいます。
・エゾムラサキツツジ群落は、明治32年の入植の頃、すでに生育していたものが自然繁殖し、現在のような純群落を成したものと見られます。現在は、温根湯温泉の春の観光スポットとしても定着しており、町民はもとより道内外の大勢の観光客に「つつじ山」の愛称で親しまれています。