手揉み製茶 てもみせいちゃ

生活文化 食文化

  • 登録年月日:20241216
  • 登録無形文化財

 手揉み製茶のわざとは、茶種のひとつである煎茶、かぶせ茶又は玉露を、手作業で作り上げる伝統的な技術のことです。
 煎茶は、17世紀に伝来したとみられる手揉みによる製茶法を改良することで誕生したと伝えられ、明治時代末期に、農商務省の技術者らによって標準的な製法の探求が本格化し、大正時代に工程の大枠が固まりました。
 製茶の作業には、焙炉と呼ばれる乾燥炉と、その上に乗せて熱を茶葉に伝えるための助炭(木枠の底面に和紙を張った製茶道具)を用います。そして、多様な手使いによって茶葉の形状を整えていき、茶葉が十分に乾燥すれば完成となります。

手揉み製茶 てもみせいちゃ

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