華厳孔目章発悟記巻第二十一
ケゴンクモクショウホツゴキマキダイ21
その他の美術 書 / 鎌倉
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凝然
- 制作地:日本
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鎌倉時代・13世紀
- 縦29.5cm:横1709cm
- 1巻
- 銘文:弘安十年七月九日書写の奥書あり 紙背に正応四年凝然筆の南山教義章巻第二十九あり
- 重要文化財
凝然(ぎょうねん:1240~1321)が著わした『華厳孔目章(けごんくもくしょう)』(唐智儼(ちごん)撰)の注釈書のうちの一巻。本巻は凝然の自筆本で、奥書より弘安十年(1287)七月に書写されたことがわかる。紙背も凝然自筆本で正応四年(1291)書写の『南山教義章』巻第二十九。凝然は華厳宗の学僧で、非常な博学で知られ、仏教の綱要書『八宗綱要』などを著している。