「尼寺 天長九」銘墨書土器
「あまでら てんちょうきゅう」めいぼくしょどき
考古資料 土器・土製品類 / 平安
- 豊後国分寺跡隣接地
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平安時代 / 天長9年(832)頃
- 土師器
- 底径9.1㎝
- 1点
- 大分市教育委員会
豊後国分寺の寺域外、北西部地域の調査で出土した。この地域では4棟の掘立柱建物と塀一条、土こう4か所がみつかっている(国指定史跡豊後国分寺跡に追加指定)。本資料は土師器の杯の底裏に「尼□ 尼寺 天長九」と書かれている。天長9年(832)と使用年代がはっきりし、かつ豊後国分尼寺の存在を証明する重要な資料である。