歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 江戸
「寵徳院様御道具」と記された箱に納められた、日本の擦弦楽器である胡弓。主流は三弦だが、古典音楽の譜には三弦胡弓の最低音より低い音があるため、低音用の四弦胡弓が開発された。この胡弓は四弦で、棹にはトチと称される独特の木目がある紅木が用いられている。寵徳院は武雄第28代領主鍋島茂義の室で、佐賀藩第10代藩主鍋島直正の姉、寵姫のこと。
皆春齋御絵具
波濤文羅紗陣羽織
ぼたん図