絵画 / 南北朝
本図は、親鸞・如信・覚如の本願寺三代の法脈系譜を一図に表わしたものである。図中の正信偈【しようしんげ】要文、第十八願成就の一文、札銘は覚如(一二七〇~一三五一)の晩年の筆と伝える。相承関係を表わす連坐影と呼ばれる構図法やその独特な画風など肖像画史上きわめて注目される。南北朝時代の作。
紙本著色本願寺聖人親鸞伝絵〈巻上/〉
本願寺御影堂留守職歴代譲状(十八通)
絖本淡彩観音図〈陳賢筆/崇禎九年の款記がある/(十八図)〉
陳賢